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民事紛争相談センターとは?民事訴訟最終通告書は、本物?詐欺? [生活関連]

母の元にこんな葉書が届きました。


民事訴訟最終通告書


民事訴訟最終通告書って、
なにやら怖い言葉が並んでいます。
その後に、事件番号があり、以下の文章が…。


「本通達は、貴殿に対し、契約中、若しくは
債権譲渡のあった企業または団体から
契約不履行による訴状が提出されたことを
当該債務者たる貴殿に通達し、
本通達の後、訴訟取り下げ最終期日を経て
貴殿を被告とした民事裁判が開始されることを通知するものです。

本通達に対し、このままご連絡なき場合、
原告側の主張が全面的に受理され、
裁判所の認可を受けた執行官立会いのもと、
現預金や有価証券及び、
動産や不動産物の差し押さえが
強制的に執行される場合があります。

また本件は民事訴訟に関する通達である為、
民事訴訟法の適用により
個人情報の保護や守秘義務が発生致しますので、
本件に関するご相談、取り下げ等のお問い合わせは
必ずご本人様からご連絡を頂きます様お願い申し上げます。」



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現預金や有価証券及び、
動産や不動産物の差し押さえが
強制的に執行される場合があります…て、
これが本当だとしたら、かなりあせっちゃいます。


個人情報の保護、守秘義務なんたらで、
本人のみ連絡を求めているのは、
かなり怪しいところ…。


この後、
訴訟取り下げ最終期日があり(令和元年)、
お問い合わせ・相談窓口がかかれています。


そこには、
民事紛争相談センター」なる名前が…。
住所は、東京都千代田区霞が関。
民事紛争相談センター…。
うーん、聞いたことのあるような、ないような名前です。


どんなところなのか、とりあえず、
民事紛争相談センターで検索してみると、
民事紛争相談センターの情報は出てこずに、
「架空請求ハガキ」なるワードがかかれたページが
たくさん出てきました。
警察のサイトにも載っています。


やはり、架空請求…。


同じ文章のハガキが送られてきているようですが、
送り主が違っていて、
「民事訴訟管理センター」とか「訴訟通知センター」とかに
なっています。


民事訴訟管理センターとか、
訴訟通知センターの名前がやばくなってきたので、
民事紛争相談センターという名前に変えたんですね。


似たようなそれっぽい名前を
つくり出すものです。


電話番号もついていたので、
それで検索するともう架空請求の電話番号として、
注意勧告が出ていました。はやいです。


民事紛争相談センター、民事訴訟最終通告書は、
本物ではなく、架空請求詐欺と思われるので、
くれぐれも電話番号に連絡しませんように…。



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若い人は、
ネットですぐ調べることができるのでいいんですが、
情報を得る手段がない状態高齢者で、
心配になって電話をかけちゃう方の気持ちもよく分かります。


民事訴訟最終通告書なんてハガキが届いても
本物か詐欺かどうかの判別が、つきづらいですからね。
葉書は、訴訟取り下げ最終期日の前日に届いたので、
よく考える時間もありません。
本人が連絡しろと、相談もしづらくしてます。


民事紛争相談センターなんて、
消費生活センターみたいな公共の機関で、
庶民の味方みたいな感じがしますし、
頼っちゃうのも…。


信じちゃう人がいる以上、
だます人がいる。
架空請求詐欺を撲滅させるのは、
むずかしいんでしょうねぇ…。


詐欺もいろいろ新手を考えています。
自分の身内、もちろん自分も
ひっかからないように生きていきたいところです。



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